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政治用語 豆知識

日本の選挙制度ってどんな制度?日本の選挙についてわかりやすく解説!

突然ですが日本の選挙について、皆さんはどのくらい知っていますか?

選挙は毎年行われているにも関わらず、実はよく分かっていない方も多いのではないでしょうか。

今回は日本の「選挙制度」について、わかりやすく解説していきたいと思います。

選挙の種類

「選挙」とは投票によってその団体の代表者や役員を選ぶことをいいます。

国の代表を決める選挙を『国政選挙』といい、都道府県や市町村の議員を決める選挙を『地方選挙』といいます。

国政選挙について

日本の国会は、衆議院と参議院と成り立つ二院制です。

それぞれの任期を満了したとき、もしくは解散(衆議院のみ)が行われたときに、次の議員を決める選挙を行います。

衆議院の議員を決める選挙のことを、「衆議院議員総選挙」といいます。

衆議院の4年の任期満了、もしくは解散が行われたときに次の議員を決めるために選挙をします。ちなみに途中で解散せず任期満了で迎えた総選挙は戦後では年1976年に行われた一回だけで、他はすべて解散による選挙になっています。

そして参議院の議員を決める選挙を、「参議院通常選挙」といいます。

参議院の任期は6年ですが、3年ごとに半数の議員の入れ替えを行います。参議院に解散はありませんので、こちらは必ず3年に一度選挙が行われます。

選挙は「投票」により行われます。日本国民で満18歳以上の人は、選挙権を持ちます。

選挙の方法

衆議院と参議院の「選挙の方法」は似ていますが、少しだけ違います。次はその違いについて解説します。

衆議院議員総選挙

まずは衆議院の定数は465人で、そのなかで289人が「小選挙区制」で選ばれる小選挙区選出議員、あとの179人は「比例代表制」で選ばれる比例代表選出議員になります。

小選挙区制

全都道府県を289の選挙区に分割し、各選挙区で投票を行い、そのなかで最多得票者1名が選ばれます。それで289名の代表を選ぶという、シンプルな方法です。選挙権を持つ人が、投票用紙に候補者1名の名前を書いて投票します。

比例代表制

全国を11ブロックにわけ、その11の選挙区ごとに行われます。

上の「小選挙区制」では候補者一人の名前を書いて投票するのに対し、こちらでは原則政党名を書いて投票します。

各党がどれだけ票を獲得したかで、各党ごとの議席数が決まります。

どうやって議席数を決めるかというと、『ドント式』とよばれる計算のしかたで決めます。その計算方法は、各政党の投票数を「1、2、3……」と整数で割っていき、数の大きい順に議席を配分するという方法です。

比例代表制度は投票者の支持率をそのまま議員数に反映することができるため、死票(落選した候補者に投票された票のこと)がすくなく、少数派の意見も反映されやすいというメリットがあります。

参議院議員通常選挙

参議院の半数を選ぶための選挙です。

参議院の定数は248人で、そのなかで148人が「選挙区制」で選ばれる選挙区選出議員で、あとの100人が「比例代表制」で選ばれる比例代表選出議員になります。

選挙区制

衆議院の「小選挙区制」では全都道府県を289に分割してその1つを選挙区と定めていたのに対し、参院選では基本的に各都道府県を1つの選挙区と定める「大選挙区制」となっています。

そのため、各都道府県から選ばれる代表も1名から6名と定まっていません。

比例代表制

衆議院では全国を11ブロックに分けて投票を行っていましたが、参議院の「比例代表」は全国統一で行います。

各党の総得票数に比例して、政党ごとの当選人の数が決まります。

選挙権を持つ人間は、投票の際に「政党」の名を書いてもいいですし、候補者の名前を書いてもどちらでも有効です。

地方選挙について

『地方選挙』とは都道府県や市区町村の議会の議員を選ぶ選挙のことをいいます。

4年の任期満了だけではなく、議会の解散によっても行われます。

『地方選挙』は「一般選挙」「地方公共団体の長の選挙」「設置選挙」の3つに分類されます。

一般選挙

こちらは都道府県や市区町村の議会の議員を決める選挙です。4年の任期満了や解散によってすべていなくなった場合に、その議員全員を選ぶために行います。

地方公共団体の長の選挙

こちらは都道府県知事・市区町村長を決める選挙です。4年の任期満了、もしくは住民の直接請求による解職、不信任決議による失職、死亡、退職、被選挙権の喪失による失職があった場合に行われます。

設置選挙

こちらは地方公共団体が新しく設置されたときに、その地方公共団体の議会の議員と、その長を決めるために行われる選挙です。

『特別の選挙』について

上に挙げた『国政選挙』と『地方選挙』の他に、もう一つ『特別の選挙』と呼ばれるものがあります。

再選挙

選挙が行われた際に、当選人が必要な数まで足りなかったとき、それを補うために行われる選挙です。

補欠選挙

選挙に当選した議員が、死亡したり退職したりして、繰り上げ当選になってもなお議員の定数に足りないときに行われる選挙です。

増員選挙

地方公共団体の議会で、議員の任期中に、議員の定数を増やすことになったときに行われる選挙です。

まとめ

選挙制度はさまざまな仕組みがありますが、もちろんこの制度は日本の民主主義を守るためのものです。

しかし、すべての政党、立候補者、有権者に対して完全に平等で公平な制度は存在はしていないため、現状で抱えている課題や問題点を常に議論して、より平等で公平なシステムを構築していくべきでしょう。

そして我々、有権者にとって大事なことは参政権を大切に使い棄権しないことです。日本と日本人の未来の為にも、かならず投票に行き、しっかりと政治家を選ばなければなりませんね。

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