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歴史用語

パレスチナ問題は何が問題なの?原因と歴史についてわかりやすく解説!

2020年5月25日

みなさんは「パレスチナ問題」自体はニュースや授業で聞いた事ことはあるけど、「実際のどこかわからない」「日本から遠いとこの事だから」っていう人も多いのではないでしょうか?

アジア、ヨーロッパ、アフリカの交わる交差点として栄え、かつて宗教の聖地としてキリスト教の十字軍やナポレオンの遠征などの歴史の舞台に何度も登場してきました。そこで今も続くパレスチナ問題を解説していきます。

パレステチナはどんな所?

パレスチナは中東エリアのエジプトやレバノンに近くに、イスラエル国があります。

その中にパレスチナ地区があります。かつて紀元前にはユダヤ人の国があったのですが、ローマ帝国によって滅ぼされ、多くのユダヤ人が世界中に移動していき、オスマン帝国の支配地になることもありました。

世界中に散らばったユダヤ人は中世以降から世界中で迫害を受け始め、次第に「やはり自分の国を持ちたい」というシオニズム(復興運動)が生まれました。そこで、もともと住んでいたイスラエルにユダヤ人が戻り始めたのです。

パレスチナ問題の背景

なぜパレスチナ問題が発生したのかというと、第一次世界大戦前に遡ります。

第一次世界大戦で、イギリスは中東のオスマン帝国と戦争状態でした。

有利に戦局を進めるために俗い言う「三枚舌外交」を行ってしまったことから深刻な事態に発展していきました。

この三枚舌外交はとんでもない内容で

「フランスとは戦争後に中東を両国で治める」

「アラブ人にはパレスチナを含むアラブ国家の独立を約束」

「ユダヤ人にはパレスチナでの民族領土の建設」

などの隠れて外交上で約束をしていたからなんです。

3者間でトラブルが起こるのは当然ですよね。

特にアラブ人とユダヤ人の間でいざこざが起こりやすくなっていくのです。少し前に書いたようにもともとユダヤ人が住んでいたユダヤ王国がまさに今のイスラエルなんです。やっと自分たち民族がもともと住んでいた土地で暮らせると思いきやそこで現在の状況に至ってしまったのです。

よく、宗教問題として取り上げられてますが、けして宗教が問題じゃないんです!土地をめぐる紛争ともいえます。

かってにイスラエルを建国

国連が決めたパレスチナ分割案

第2次世界大戦が終了してイギリスが統治が終了すると国際連合がかわりにパレスチナ問題を解決するように任せました。

国際連合で決められた境界線は、パレスチナとイスラエルが入り乱れた状態での国境の線引きで1948年にイスラエル国が誕生しました。またこれが、トラブルの元になるのです。

ちなみに初代大統領にはアインシュタインの今までの功績から推薦されましたが、彼が断り現実にはなりませんでした。

幾度とも続く戦争

現在のイスラエルとパレスチナ

パレスチナ問題は幾度とも戦争に発展しました。

第一次世界大戦のイギリスの3枚舌外交からはじまったいざこざは、第二次世界大戦後のイスラエル国建国後に本格化していったのです。

現在までに4回も中東アラブ諸国を巻き込む戦争を起こしてしまうのです。

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国際連合で決められた、パレスチナの土地もイスラエル軍が勝手に入ってきて治安維持を口実に、パレスチナに住むアラブ人を監視、圧力を与えているのです。 

イスラエルとパレスチナの間では数多くのテロ攻撃が絶えずあったため、今は8mほどの高い壁に囲まれています。

パレスチナ問題の解決方法は?

唯一1993年にアメリカの仲介でパレスチナ暫定自治宣言(オスロ合意)としてお互いの存在を認めた瞬間がありましたが、約束したイスラエルのラビン首相が暗殺。パレスチナのリーダーのアラファト議長も亡くなってしまいました。

そしてイスラエルでは国内の強硬派が力を握り、また振り出しに戻ってしまったのです。

現在の所では、最善の解決方法としてはイスラエル国のパレスチナの介入をやめて、パレスチナの国家独立を認めるか、共同で国家運営をしていくことが一番であるといわれています。

しかし、イスラエルの軍事行動はいまだやまず、交渉は暗礁にのり上げています。もしかしたら、一人一人がこの問題に対して意識することが解決につながるのかもしれません。

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