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経済用語

株式会社ってそもそも何なの?できた経緯と株式会社の特徴について解説!

2020年4月15日

みんながなんとなく密接に関わっている会社。現在では会社で働く人もいれば会社のサービスを使って生活を送っている人がいます。

しかし、株式会社ってなんなの?て言われると答えることができないという人もいるのも事実。今回はそんな株式会社ってなんなのかということについて解説していきたいと思います。

リスクはなるべく避けましょう。株式会社の誕生

世界で最初に株式会社ができたのは16〜17世紀のころ。

17世紀に入るとスペインやポルトガルなどがアジアの香辛料や鉱山を獲得するために何度もアジアや新大陸に航海する大航海時代に踏み込みはじめ、商人たちが船を建造して大海原をわたっていくように。

商人たちが大海原を渡る理由はなんといっても香辛料が売れること売れること。

冷蔵庫なんてない時代のヨーロッパの時代には食料を保存する方法として香辛料が重宝されるようになるのですが、ヨーロッパでは香辛料なんて育たない。だからこそアジアなどに出払って香辛料を獲得していったのです。

しかし、一度の航海でたくさんのお金を手にできる半面、帆船であるためか嵐にあったらもうアウト。難破なんで当たり前におこり、さらには海賊などもばっこしているため航海のための費用が水の泡になる可能性もありました。要するにハイリスク・ハイリターンというわけ。

「じゃあどないせえちゅうねん」と思う商人も多くおり、このハイリスク・ハイリターンをできるだけ緩和するために沢山のひとの出資を受けて集まった資金で航海していくように。この出資したお金を株と言い、株式を募って出資を求めるようになりこれがいわゆる株式会社の誕生となるのです。

ちなみに、世界初の株式会社はオランダの東インド会社です。

株主に権限も

こうして誕生した株式会社。株式会社はたくさんの人の出資を受けて航海がうまくいったらその利益を配当として出資した人に分配を行います。もちろん失敗した場合は泣き寝入りです。

しかし、出資していくような人が現れるとその人の権力や権利が生まれることに。そりゃ金を出しているんですから。

そこで出資を募った人が株主の意見を聞くようになっていきます。この株主の意見を聞く会議みたいなものをいわゆる株主総会と言います。

株主総会ではいわゆる出資を行い経営を任せる人を選出したり、会社の方針を決定するなど会社の重要な問題を解決したりしています。

つまりは会社の取締役などは株主の信任がなければなることは不可能というわけなんですね。(まぁ、創設者が株を持っている事がザラなんですがね)

株式を過半数持ったら社長さん!?

株式会社の議決の特徴はなんといっても「資本多数決」という方法を使っている事。

わかりづらい単語ですが、要するに「多数決だけど株をたくさん保有している人がたくさん票を入れられるよ!」ということ。

株式を持つことは要するにそれだけ会社に貢献しているということですから普通と言えば普通なんですが、そうすることによって過半数の株を保有すれば自動的に過半数が取れてしまうのです。

となると議決は過半数取った人のやりたい放題。自然に会社はその人のものになってしまうというわけなんですね。

でも、そんなこと会社が見過ごすはずはありません。乗っ取られそうになったら株を大量に発行して占有率を下げたり(ポイズン・ピル)、さらにはカウンターを仕掛けて逆に乗っ取りを行う(パックマン・ディフェンス)など会社はいろいろ対策を講じているのです。

株式会社制度の問題

株式会社制度でもっとも議論となるのが「所有と経営の分離」にともなう主権問題です。

たまに親族経営だと創業者などが株を保有している場合が多いのですが基本的には会社の所有者と経営者が別になっており経営に関する意思決定に所有者は間接的に関わる仕組みとなっています。

そのため経営しているほうが優位なのか株式を持っているほうが優位なのかという「株式会社は誰のものなのか」議論は株式会社制度の根底に位置する問題となっているのです。

ノーベル経済学賞も受賞したフランスの経済学者のジャン・ティロールは株主以外の債権者や従業員、顧客、取引業者なども含めた企業を取り巻く利害関係者(ステークホルダー)の利益も考慮するステークホルダー・ソサエティを通して、社会全体の利益を最大化する重要性を重要にすべきと主張しています。

株式会社を知って経済をしろう

株式会社の活動は日本の経済にとって重要な役割を果たしてきます。

だからこそそんな株式会社を知るということは大切なことなんですね。

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