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東日本

鎌倉の大仏の鎮座する寺!高徳院の歴史&見どころをわかりやすく解説!

今では鎌倉観光の目玉の一つとなっている高徳院。最大の見どころは鎌倉のシンボルの巨大な大仏ですよね。

今だ謎に包まれている大仏の波乱万丈の歴史と、そのほかの高徳院の見どころについても紹介。営業時間・料金・アクセスについてもわかりやすくまとめます。

高徳院の歴史

高徳院の寺院の創立、建立については未だベールに包まれています。それは現在高徳院の開基・開山(神社や寺がたてられること)を記した資料が残っていないため。

建立以来、数々の災害に見舞われてきた高徳院は、長い年月の間に資料が紛失してしまい、その歴史について解明されていないのです。
ちなみに寺院に大切な宗派もころころ変わっており、初期は真言宗でしたがのち臨済宗の建長寺の末寺となり、江戸時代に浄土宗の寺院として落ち着くことになります。

江戸中期に高徳院として正式に建立される

江戸中期、中興の祖で浄土宗の僧、祐天上人は清浄泉寺高徳院の建立を果たします。そして、高徳院を光明寺の奥之院と定め、これが現在ある高徳院の始まりに当たります。

要するに、江戸時代の中ごろに国民的英雄の祐天上人というお坊さんがいて、荒廃していた高徳院を、由緒ある立派なお寺に建て直したということです。

高徳院最大の見どころ巨大な鎌倉大仏

国宝であり鎌倉のシンボルといっても過言ではない高徳院の大仏。
像高約11.3メートル、重量121トン。実際に見ると、そのスケールの大きさに圧倒されます。
ちなみに、正式名称は「銅像阿弥陀如来坐像」です。
阿弥陀如来は西方にある極楽浄土という土地を持ち、浄土宗と浄土真宗はこの阿弥陀如来の力によって極楽往生をすることを目的としています。

数々の災害に見舞われた、波乱万丈の歴史

今でこそ鎌倉の空の下、圧倒的な存在感でたたずむ高徳院の大仏は、もともと大仏殿の中に安置されていて、1238年に浄光という僧の観進(仏像の建立・修繕のための寄付)によって大仏殿が建立されました。ちなみに建立当時には金箔が施されていたそうです。一回金ぴかの鎌倉大仏を見てみたいもんですね。
しかし、大仏殿は1335年と1369年の台風によって倒壊。
それから650年もの間、風雨に耐えて屋根のない場所に露坐の大仏として座り続けているのです。

江戸中期の大規模な修復作業

大仏殿の倒壊以降、露坐の大仏として風雨にさらされ続けてきた高徳院の大仏。

江戸中期に祐天上人は浅草の商人、野島新左衛門が喜捨(お金を寄付する仏教用語)を得て大規模な修復工事に乗り出します。

修復工事によってきれいになった大仏は、関東大震災により台座の一部が崩壊する被害を受けましたが、1959年と2017年の大規模な修復作業によって、現在でもその雄大な姿で現在に至るまで鎌倉のシンボルとして人々に愛され続けています。

高徳院そのほかの見どころ3選

大仏の胎内

大仏の胎内拝観

高徳院の大仏は像の中を見学する胎内拝観ができます。
40枚もの銅板をパッチワークのように組み合わせて大仏を造った先人の技術力には圧倒されます。

頭上には1956年におこなわれた修復で大仏の頭を固定するために、強化プラスチックによって補強された首回りが見えます。
大仏の背中にある胎内に残った土などを外に出すために作られた窓も興味深いです。
拝観料はひとり20円です。

仁王門の仁王像

高徳院の入り口の山門は仁王門と呼ばれ、門の両脇に2体の仁王像が安置されています。
2011年から約二年間の修復作業によって色鮮やかに生まれ変わり、その迫力に圧倒されます。

仁王像は18世紀に他の場所から移築されてきたものと言われていますが、こちらも詳しいことはわかっていません。
仁王門に掲げられている「大異山」の文字は、高徳院の正式名称「大異山高徳院清浄泉寺」からきています。

大仏のわらじ

大仏のわらじは茨城県常陸太田市中野町の「松栄(まつざか)子供会」が作り、奉納しています。
片足90センチ×180センチ、重さ約45キロのビックサイズ。

「大仏様にこのわらじを履いて日本中を行脚してもらい、万民を幸せにしてもらいたい」という願いが込められており、3年に1度奉納されます。

まとめ

2度の自然災害により大仏殿が倒壊するなど不幸が起こりながらも鎌倉のシンボルとなった高徳院の大仏。

高徳院を訪れて先人たちの知恵と努力、750年以上も変わらず雄大にたたずむ高徳院の大仏に思いをはせてみるのはいかがでしょうか。

メモ

高徳院の拝観時間・料金・アクセス

○拝観時間
4月から9月 8:00~17:30
10月から3月 8:00~17:00

※入場は閉門の15分前まで。

○拝観料金

拝観料金は大人・中高校生300円、小学生150円。
大仏胎内の拝観料は一律20円。

○アクセス
【電車】
江ノ島電鉄(藤沢方面行)の「長谷駅」で下車、徒歩7分。

【バス】
鎌倉駅東口6番のバス乗り場から京浜急行バス「鎌2」・「鎌4」系統のどちらかに乗車、
「大仏前」停留所を降りてすぐ
運賃は大人200円・6歳以上12歳未満100円

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