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経済用語

インフレーションとは何のこと?インフレーションの効果と影響をわかりやすく解説!

2020年4月11日

経済を学ぶと度々出てくるインフレーションという言葉。聞いたことはあるかもしれないけどその内容についてはよくわかっていないという人も多くいます。

今回はそんなインフレーションについて意味やインフレーションが起こったらどうなるのか?

について解説していきたいと思います。

インフレーションは簡単に言うと「物の価値が上がること」

インフレーションとは物価が上がって貨幣の価値が下がることを言います。

例えば100円の缶コーヒーがいつの間にか200円に値上がりしたとしましょう。そうなると物を買うために必要な貨幣はそれまでの2倍必要になるわけですから、実質的には貨幣の価値が半分に下がったことになります。

流石にこれは行き過ぎな例ですが、要するに物の価値が上がればそれがインフレーションというわけなんですね。これがドルなどの貨幣が対象となると円安になります。

ちなみに逆の言葉はデフレーション。これは逆に物の価値が下がって貨幣の価値が上がることです。一緒に覚えておきましょう。

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適度なインフレーションは経済にGOOD

「物の価値が上がると消費が多くなってダメなんじゃないの?」

確かに最初の方はこういうことになるかもしれませんが、インフレーションになって物価が上がると物の売れ行きがあまり良くなくても単価の価値が高いため企業の業績は大きく伸びます。

大きく伸びるとそれに応じて給料が上がり、そしてその給料が上がった社員は給料が上がったことによって今までよりも多くのお金を使うようになります。

そうすればまたまた企業の製品を買うようになるため、企業と個人間で好循環となり最終的には好景気になっていきます。

さらに、インフレーション≒円安なので輸出大国である日本はさらに恩恵を受けるようになります。

まさしくいいこと尽くめですね!

インフレーションは行きすぎるとBAD

景気が良くなりみんなニコニコするインフレーション。しかし、日本銀行は「インフレ率は2%で維持しましょう」としています。

インフレ率とは『物価が前の年と比べてどれぐらい上がったんか?』と言う指標であり、100円のものが翌年に102円になると2%のインフレ率となります。

さて、インフレーションですが、インフレーションは上にも書いた通り物の価値が上がります。しかし、世の中には給料があまり変わらない公務員やそこまで給料が上がらないブラック企業などという形で全ての企業が給料がインフレーションに応じて上がるとは限りません。(それを無くしていくべきなんですがね...)

さらに、せっかくコツコツ貯めていた貯金もインフレーションが進行していくとかえって損をする場合があります。

そうなるとインフレーションが続いていくと家計の支出が圧迫されていくようになり、最終的には節約してお金を使わなくなっていきますよね?

そうすると好循環が起こらなくなり、かえって景気が悪くなってしまうのです。これをスタグフレーションといいます。

さらに、極めて短い間に激しいインフレーション状態となると紙幣が紙くず同然の状態となり、経済が一気に破綻することがあります。これをハイパーインフレーションといいます。

最近ではジンバブエで6.5×10108%というもはやお笑いレベルのインフレーションを叩き出しましたが、これは需要と供給がぐちゃぐちゃになっているというのに紙幣を刷り続けた結果こうなってしまったのです。また戦後の日本やドイツもジンバブエほどではありませんが、ハイパーインフレーションになったことがあります。

このようにインフレーションは良い面もあるのですが、程々じゃなければ経済にとんでもないダメージを与えてしまうんです。

インフレーションはいいんだけどほどほどに

インフレーションは起こるのはいいものの、行きすぎると国家の経済を破綻に追い込みかねない状況に陥ってしまうことになります。

そのため中央銀行や政府などはほどほどのところでインフレーションを起こそうとしているのですね。

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