スポンサーリンク

政治用語

日本の政治体制と民主主義に詳しく解説!【三権分立や選挙制度など】

2020年5月11日

小学校、中学校、高校、大学などで何度も出てきたこの言葉。この言葉を知らない人はほとんどいないことでしょう。

しかし何のためにこの民主主義がとられているのか、この体制はどのようなものなのか、と聞かれると答えられない人が多いのも事実。そこで今回はそんな民主主義について深く掘り下げてみましょう!

まず民主主義って何??

皆さんもご存じの通り我が国日本は民主主義といわれています。皆さんも何となくこの言葉を耳にすることでしょう。

まず民主主義とは、「国の在り方、方向性、国の決定事項は国民に決める権利がある」という政治体制です。すなわち、国民が国の権力を握っているのです。(実感がない方も多いとおもいますが・・・)

これに対するものが「独裁制」です。

こちらもよく聞いたことがあると思いますが代表的な国が北朝鮮ですね。

1つの党、また個人が国の政治検量句を握ることで国民は常に支配される側になります。つまり、政治のトップに立つ者に逆らえず、常にイエスマンにならなければいけないのです。ということは、先ほども説明したように、わかりやすく言えば民主主義国家は国民が国の方針に口出しできるということです。芸能人が普通に政権を批判できる。これは民主主義国家の特権です。

個人個人が持っている意見がもしかしたら国の政治に反映されるのかもしれないのです!すごいことですよね!

日本が採用している政治体制の民主主義の仕組みそして制度は?

具体的に日本はどのように民主主義を実現するためにしているのか、その仕組み制度について詳しく見ていきたいと思います。

ここで大きく分けて2つに着目していきたいと思います。

1つ目は「この政治体制をするために、どのように権力を保たれているのか」です。

この権力を保つためになされている制度、それが三権分立です。

三権分立

三権分立とは、行政、立法、司法の3つからなされています。

①立法

国会が唯一の国としての立法機関にあたります。

国会の機能として大まかに法律を作る機関になります。

②行政

内閣が行政機関にあたります。

内閣ではわかりやすく言うと、国としての国民にサービスを行う機能を担います。

③司法

裁判所が司法機関にあたります。

裁判所ではルールに基づいて裁くことを行います。

 三権分立では①②③の3つの権力をそれぞれの機関に分散し、権力の暴徒を防ぐのが目的です。

機関に分散しただけで、どのように権力の暴徒化を防ぐの?と思う人も多いかもしれません。

どのようにして暴徒化を防ぐのか。

それはこの3つの機関でお互い何をしているのか、どのような行いをしているのか監視、抑制をしあっているのです。

1①→②をチェック!!

国会が内閣総理大臣の選出をします。すなわち「首相の選出」を行うのです。一般的には首相は与党の代表が選ばれているのが当たり前になっていますが、それには国会の大半を握っている与党の票が多いからなんですね。

2②→①をチェック!!

国会は今の内閣では不安があると感じたら、内閣メンバーに退任を求めることができます。これが内閣不信任決議です。内閣不信任決議はこれまで4回(第2次吉田内閣、第4次吉田内閣、第2次大平内閣、宮澤内閣)可決されてきました。

内閣不信任案が可決された場合、内閣は対抗措置として衆議院の解散を行うか、潔く内閣の総辞職を行わなければなりません。まあ、総じて衆議院を解散させましたけどね。

3①→③をチェック!!

裁判官が何か問題を起こしたときは別の裁判官に裁かれるのではなく、国会議員が裁かれます。

これを弾劾裁判といい、その結果次第で裁判官をクビにできます。

4③→①をチェック!!

国会が作るルールに対し、憲法に違反していないかチェックを裁判所が行います。

これを法律の「違法審査」とも言います。

5③→②をチェック!!

裁判所は内閣にも同じように国会に対しても行政が憲法に反していないかをチェックする権利を持っています。すなわち裁判所は違法審査権を持っています。

6②→③をチェック!!

裁判所のトップに立つ人を内閣総理大臣は、指名する権利を持っています。

 

このように互いの動きを監視することで権力の暴徒化を防いでいます。

これも国民に権力を与えるための大事な仕組みなのです。

選挙制度

民主主義になくてはならないのが国民が議員を選出するそれは選挙制度です。しかし、選挙制度といっても選び方が世界各国でばらばらであり、日本はその中で小選挙区比例代表並立制をさいようしています。次は日本の選挙制度についてみていきましょう。

①小選挙区制

1つの選挙区で1人の議員のみを選出する制度です。

国民は特定の政党、議員を選ばなければいけず、非常に難しい選択になります。

②比例代表制

得票性に応じて議席を配分する制度です。国民はいろいろな選択肢から選べるので、幅広い選択ができます。

しかしこの制度も一長一短です。小選挙区制は大政党が勝ちやすく、勝った政党によって議会の進行は非常に進めやすくなりますよね。

逆に死票(当選されなかった議員への票)が多く出てしまうため、少数派の意見が反映されにくくなるという欠点があります。

一方比例代表制は、小党が議席を取りやすいため、小選挙区制の死票の人の意見が反映されやすくなります。

このようにそれぞれの利点を活用する小選挙区比例代表並立制が利用されています。

日本が民主主義を掲げているうえで大きな課題

このように日本の民主主義について解説していきました。しかしながら日本の民主主義は世界的にはあまり評価がよくありません。

それはなぜか?みなさんも内心わかっているかもしれませんが得票率の低さにあります。

先ほども民主主義は指標をなくすため、1人1人の意見を反映させるためにと書いてきました。

しかしながら日本国民の政治に対する関心が低すぎるのです。ここを改善していかなければ日本の民主主義は形だけになっていってしまうかもしれません。

関心の低さ、得票数の低さ、ここをどうしていくのかを今後第一に考えるべきかもしれませんね。

 

 

スポンサーリンク

こちらもおすすめ!

1

ニュースや新聞で世界情勢の話題になったとき、「国際連合」というワードを聞いたことはありませんか?最近でいうと昨年、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが各国首脳の前でスピーチして話題になりました。中学 ...

2

1914年から1918年にかけてヨーロッパでは第一次世界大戦が繰り広げられていました。 そしてこの戦争はヨーロッパの体制を根本から崩すこととなり、現在にもつながる影響も残すことになったのです。  今回 ...

3

世界の政治体制は、それぞれの国によって違っています。同じ民主主義国家でも、国によって大統領制をとっている国、議員内閣制の国と、政治体制の採用が違っているのです。 日本は、御存じの通り、議院内閣制を採用 ...

-政治用語

© 2021 レキシデセカイ Powered by AFFINGER5